昨年夏ごろから検査予約が多く最大で二か月待ちくらいになっていましたが、 ようやく追いつきました。ほぼ通常の予約ペースに戻りました。ご迷惑おかけしました。
昨今どこでも胃内視鏡による検診(市町が実施し、市井の医療機関に委託するもの)が、手広くなりすぎ精度管理の面で不安が生じてきたため、「広島県における市町がん検診胃内視鏡検査実施に掛かる手引き(案)」なるものが、先日公開されました。そこには胃内視鏡検査に参加する検査医の条件も上げられました。
一つの目安として診療・検診にかかわらず概ね年間100件以上の胃内視鏡検査を実施していることが要件の一つにありました(平成28年度の当方の胃内視鏡検査の実績は、403件です。平成29年6月18日現在、この地で開業して以来の胃内視鏡検査数は、2,968件です)。人口密度などの問題もあり、勤務地によってはベテランでも現在は実施件数が100件より減っている先生もいると思います。そこで次のような要件も示されています。「もし年間検査数が100件に満たない場合は、充分な実績があること。それは、胃内視鏡検査の実施経験が通算1,000件以上あり、その実務に7年以上携わっていること」だそうです。一年に約140件程度の検査を7年行った経験があるというものです。
(つづく)
2017-06-20 19:55:00
日常診療,患者,祖語