山本内科医院

内科,胃腸内科,消化器内科
〒739-0041
広島県東広島市西条町寺家3228-2
 

大腸の不調な方へ(当院は広島がん医療ネットワークの大腸がんスクリーニング検査・フォローアップ治療施設です)

大腸カメラは次のような方に必要です。

(1)血便がある方(痔の悪い方も原因をすべてそのせいにするのは賢明ではありません)
(2)原因不明で進行性の貧血のある方・体重減少が急激に進んでいる方
(3)腹痛が続く、おなかが張る、下血があったなどの腹部症状のある方
(4)下痢が続く、便秘が続く、下痢と便秘を繰り返す方
(5)検診やドックで異常(便潜血反応陽性)を指摘された方
(6)大腸がん・大腸ポリープの切除を受けた方
(7)慢性の炎症性の大腸疾患の指摘を受けた方
(8)血縁者に大腸癌や大腸ポリープなど既往を持つ方
(9)そのほかでも、下腹部に気になる症状がある方

(無症状でも40歳以上の方は年に一度は検査を受けるのが望ましいでしょう。ただしこの場合は、保険診療ではなく健診の扱いです。)

 

つらくしんどいイメージの大腸カメラ検査の払拭を目指します。

 大腸疾患(大腸がんをはじめ)の確定診断は、組織学的検査(異常と思われる部位から細胞の塊である組織を採って顕微鏡検査を行う)にて完了します。「直接見て触る(組織を採ってくる)」これが内視鏡検査ならではの利点です。
 まず、検査を受ける方が検査の必要性・有用性を理解して頂いたうえで、介助者の声かけや医師との検査中の雑談などのメンタルな手当のもと短い時間(肛門から入って、大腸検査の終点である回盲部に行って帰ってくる時間は、多くの場合およそ15~20分です。)であって、ていねいな内視鏡操作を行う(ねじられ押されると痛いのが大腸です。極力、内視鏡のコシとその反発力の利用と吸引操作の組み合わせ、体位 変換と用手圧迫などを複合し、挿入するのではなく、腸管を手繰り寄せ、吸い寄せることを心がけています)ことでかなりの不快感を抑えることができます。これによりできるだけ薬に頼らない「からだにやさしく安全な大腸カメラ」を目指します。

 

大腸カメラ(下部内視鏡)による精密検査について

 当院では、ハイビジョン対応CCD搭載の高画質なカメラを使用しています。主力機は、軟性部外径が12.9mmと細めです。それでも鉗子孔は大きく取ってあり、いろいろな処置(止血処置やポリープ切除など)にも対応しています。当院では、介助法とカメラ操作に工夫を凝らし、より苦痛なく安全で精密な検査を心掛けています。内視鏡検査全般に言えることですが、診断力は術者の熟練度が最大にものを言います。そこに自負を持っておりますが、当院では新たにNBIという特殊光観察装置を装備ました。ズーム機能を持つ拡大内視鏡も導入しています。通常光の通常倍率観察に加え、この装備を併用することで粘膜の細かな性状評価をする。特に腫瘍の質的観察力をより強固にする一助としております。

 

大腸カメラでは、次のような病気の診断をします。

 大腸がん・大腸ポリープ・大腸憩室症・毛細血管拡張症・虚血性腸炎・クローン病・潰瘍性大腸炎・腸結核ほか。
※当院は、消化器難病における、県の小児慢性特定疾病ならび(大人の)難病指定医に認定されています。
 大腸に目に見える異常がなくとも下痢をするお腹がしぶるなどの症状を呈することがありますが、これを診断する上でも大腸カメラは欠かせません。なぜなら、大腸にほかの病気が存在しないことが診断の前提となるからです。